子どもたちに伝えたいこと
1継承したい日本の食文化
世界無形文化遺産にも登録された
「和食」の食文化を
現代の給食ニーズに融合
大切な幼少期に
伝統的な日本の食文化を伝えます
『和食』の食文化は、自然を尊重する日本人の心を表現した伝統的な社会慣習として世代を超え、受け継がれてきたすばらしい文化であります。子ども達が成長する大切な時期に伝統的な日本の食文化をお伝えしてまいります。
幼少期の食経験は、人の一生の味覚傾向を左右すると言われています。玄米ごはん、かつおと昆布でしっかりとった出汁で作った味噌汁、コトコト煮含めた煮物、季節の野菜やお魚…。素材本来のうま味をしっかりと子ども達にお伝えします。
未来の日本を支えていく子ども達にしっかりと日本のすばらしい和食文化を継承していくことが私共の使命であると考えております。
五感にひびく給食空間を
京料理花萬では、五感食楽と言われる伝統的な京料理の食文化と、現代の給食ニーズを融合させることで、伝統的な調理方法や味わいを守りながら、現代の健康や栄養バランスに配慮した給食メニューを提供しています。
調理の音や料理の香り、食材を見たり触れたりしていただくことで、ただ食べるだけではなく記憶に残る豊かな食を経験していただきます。
「視覚」、「聴覚」、「触覚」、「味覚」、「臭覚」の五感で料理を感じていただき、料理だけではなく食空間そのものを楽しんでいただきます。
献立例
和食を取り入れた行事食や郷土料理を提供して日本の食文化を知っていただきます
行事食
【2月 節分】
巻き寿司、五目豆、羊羹、人参と大根の味噌汁
【4月 花まつり】
たけのこちらし寿司、桜麩ひろうすの煮物、春うどの金平、あさりすまし汁
【5月 子どもの日】
鯉のぼり寿司、稲荷寿司、ブロッコリーとチーズのサラダ、フルーツポンチ
【6月 水無月】
郷土料理
【京都府】
鮭の西京焼き、高野豆腐の煮物、ほうれん草の胡麻和え、わかめと油揚げの味噌汁
【愛媛県】
ひじき飯、鶏肉のオレンジ焼き、芋炊き、みかんゼリー、茄子と油揚げの味噌汁
【福島県】
ポーポー焼き風、いかにんじん、八杯汁
【島根県】
豆腐めし、さばの煮食い、ほうれん草とせりのごま和え、芋煮
【静岡県】
富士宮焼きそば、たまごふわふわ、小松菜のしらす和え、フルーツポンチ(メロン)
食育の取り組み
和食を深く知っていただくための勉強や料理体験プログラムをご用意しています
栄養のお勉強
栄養に関することを学んでいただき、栄養バランスのとれた食事がいかに大切かを知っていただきます。
出汁の飲み比べ
かつをや昆布など異なるそざいから取った出汁を飲み比べてもらい、味の違いを体験していただきます。
お月見団子あんこ作り
小豆を煮詰めるところから、あんこの作り方を体験していただきます。
花びら餅作り
京都ではお正月にいただく伝統的なお菓子である「花びら餅」作りを体験していただきます。ごぼうが入っているお菓子です。
お寿司の実演
和食は日本の伝統文化の一部であり、お寿司はその代表的な料理の一つです。お寿司の実演を通じて、子供たちは日本の文化や伝統に触れる機会を得ることができます。
